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【2024年最新研究】アゼライン酸とピコ秒レーザーの併用効果を徹底検証|肝斑治療の新たな可能性

肝斑治療におけるアゼライン酸とピコ秒レーザーの併用効果を検証した最新研究(2024年)。単独療法と比較し、mMASIスコア、患者満足度、皮膚鏡検査、RCM評価を詳細に解説。

肝斑は多くの女性を悩ませる、治療が難しい色素沈着疾患です。今回ご紹介する論文は、アゼライン酸という成分とピコ秒レーザーという治療法を組み合わせることで、肝斑にどのような影響があるのかを調べたものです。アゼライン酸は以前から肝斑のケアに使われてきましたが、レーザーとの併用に関する研究は多くありませんでした。この論文を読んで驚いたのは、アゼライン酸だけでも十分な効果が期待できる可能性があることです。それでは、詳細を見ていきましょう。

この研究でわかった3つのこと

  1. アゼライン酸20%クリームは、ピコ秒レーザーの併用の有無にかかわらず、肝斑の重症度を示すmMASIスコアを大幅に低下させた。
  2. 患者満足度はいずれの治療法でも高かった。
  3. 皮膚鏡検査と反射共焦点顕微鏡(RCM)による評価では、顔の左右両側で改善が見られたが、RCM評価では、併用療法側で樹状細胞の改善がわずかに優位であった。

研究の概要|誰が・何を・どう調べたか

この研究は、2021年10月から2022年4月にかけて中国の単一施設で実施された、無作為化評価者盲検比較試験です。

この研究は、中国臨床試験登録(ChiCTR2100051294)に登録されています(2021年9月18日)。

結果の詳細|数字で見る効果

アゼライン酸単独療法、アゼライン酸とピコ秒レーザー併用療法ともに、mMASIスコアは有意に低下しました(P < 0.0001)。患者満足度も高く、皮膚鏡検査とRCM評価においても改善が見られました。RCM評価では、併用療法側で樹状細胞の改善がわずかに優位でしたが、臨床的な差はほとんど認められませんでした。重篤な副作用は報告されていません。

正直に言うと、この結果は意外でした。レーザー治療を併用しなくても、アゼライン酸だけで十分な効果が期待できる可能性があるからです。

この研究の限界と注意点

この研究にはいくつかの限界点があります。

* サンプルサイズが30人と少ないため、結果の一般化には注意が必要です。

* 研究対象が中国人であるため、他の人種への適用可能性は不明です。日本人を対象とした追試が待たれます。

* 評価者盲検化されていますが、完全に主観的な評価を排除することは困難です。

これらの点を考慮し、結果を鵜呑みにせず、参考情報として捉えることが重要です。

日常スキンケアへの取り入れ方

今回の研究結果から、アゼライン酸は肝斑ケアの選択肢の一つとして考えられます。ただし、使用にあたっては以下の点に注意しましょう。

* 濃度: 20%のアゼライン酸クリームが使用されましたが、まずは低濃度から試すことをおすすめします。

* 頻度: 毎日使用できますが、肌の状態に合わせて調整してください。刺激を感じる場合は、使用頻度を減らすか、使用を中止しましょう。

* その他: 紫外線対策は必須です。日焼け止めを必ず使用してください。

アゼライン酸は、比較的安全に使用できる成分ですが、まれに刺激感やかゆみが生じることがあります。異常を感じた場合は、皮膚科医に相談してください。

個人的に注目しているのは、アゼライン酸の抗炎症作用です。ニキビや赤みにも効果が期待できるため、肝斑だけでなく、肌全体の調子を整えたい方にもおすすめです。

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よくある質問

Q.アゼライン酸は肝斑に本当に効果があるの?

今回の研究では、アゼライン酸20%クリームは、肝斑の重症度を示すmMASIスコアを有意に低下させることが示されました。患者満足度も高く、肝斑ケアの選択肢の一つとして考えられます。ただし、効果には個人差があるため、過度な期待は禁物です。

参考文献

[1] 755-nm picosecond laser plus topical 20% azelaic acid compared to topical 20% azelaic acid alone for the treatment of melasma: a randomized, split-face and controlled trial.
Lasers in medical science, 2024. DOI: 10.1007/s10103-024-04052-9

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